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「今が見ごろ 西方寺睡蓮の池」

 先日6月5日は、ウォークで安楽寺にお世話になりました。
今日はお天気がいいので西方寺の池の睡蓮を見に行ってきました。

立派な山門をくぐると、右手には池の中狭しと咲いている満開の睡蓮の花が、今見ごろを迎えています。
時折、大きな鯉が睡蓮の下から元気に飛び跳ねびっくりさせますが、知らん顔して優雅に泳いでいるのが、またかわいいです。

三隅町「ふるさとの文化財」の本を見ると、矢原安楽寺と三隅西方寺(河内)は西暦1615年の同じ頃に建立されたと書かれています。
どちらも庭園がすばらしく、今の季節 池には睡蓮の花がとてもきれいに咲いて見頃を迎えています。
西方寺の山門は、安楽寺の山門の後に同じ宮大工の方が建てられたと聞いておられます。
よく見てみると山門の木鼻はどちらも象の彫り物がほどこされていました。
また、安楽寺の山門にはうさぎが彫られ、西方寺の本堂白壁にもうさぎのこて絵が描かれていました。
歴史が苦手な私ですが、その頃の時代を思い出しながらお寺を見るのはとても面白く、興味を持ちました。

他にも1592頃に建立された如意院(如意寺)・1596頃建立の黒沢光善寺・1624年頃建立の安養寺など由諸あるお寺が黒沢地区にあります。

古い歴史を持つ三隅町を、ぐるりと見てまわるのもおもしろいですね!